みんなの相続Q&A - 相続放棄した場合の死亡退職金について

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相続放棄 負債・借金 連帯保証人 死亡退職金

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相続放棄した場合の死亡退職金について

二か月前に父が亡くなりました。

会社の経営者である父は銀行に多額の個人保証をしているため、会社の経営に携わっていない法定相続人である母と、子である私は相続放棄する予定です。

個人保証とは別に、父が個人的に会社に一億円を借入してたため、退職金規定に基づいて計算された一億二千万円の退職金から一億円を差し引かれた二千万円が母に支払われました。

退職金規定によると、受取人は「死亡した役員の法定相続人のうち、取締役会で相当と認めたもの」となっています。また、退職金支払調書の額面は一億二千万円となっています。

この場合、相続放棄すると

①受け取った二千万円は返還する必要がありますか

②返還する必要がない場合、相続税は一億二千万円に対してかかりますか、それとも二千万円に対してかかりますか

③むしのいい話ですが、相続放棄によって会社に対する借入金もゼロと計算され、支払調書通りの額面を受け取ることも可能になるのでしょうか


以上、よろしくお願いいたします。



質問者たかし さん 質問日2013年2月5日

弁護士の回答

渋谷徹法律事務所
専門家渋谷徹法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2013年2月5日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

退職金規定の読み取り方と実姉の処理状況から、現時点でどちらと言い切れないと思われます。仮に2000万円をそのままに相続放棄をし、その後この放棄の有効性が争われて訴訟になって、という状況で裁判所がどう判断するか、なのでしょうが、おそらく見解が対立するでしょう。で、現状を検討すると、負債が連帯保証だけである場合、代表者変更で保証人も新代表者に、ということはありうるので、その点を確認すべきでしょう。課税の点については税理士と相談すべきと思います。

弁護士の回答

渡部田中法律事務所
専門家渡部田中法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2013年2月5日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

死亡退職金は「相続財産でない」と判断した判例もありますが,この判例は,受取人が相続人の順位決定とは異なっていることを理由に,死亡退職金を遺族の生活保障のためのものと考えて,受取人の固有の権利である(つまり相続財産ではない)と判断したものです。
 これからすると,今回のケースでは,受取人が法定相続人に限られていますので,死亡退職金が相続財産にあたると判断される可能性はあると思います。ただ,判断がわかれる問題だと思います。
 仮に相続財産にあたるとすれば,相続放棄によって2000万円も受取ることはできませんが,逆に相続財産でないとすれば,相続放棄をした場合には,③のとおり1億2000万円を受取ることができることになると思います。
 いずれにしても,退職金規定をご持参の上,直接弁護士に御相談されるのがよろしいかと思います。

渡部田中法律事務所
 弁護士 渡部直樹 

弁護士の回答

ひだまり法律事務所
専門家ひだまり法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2013年2月7日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

 死亡退職金が、相続財産であるかが問題となります。相続放棄をした場合、相続財産であれば2000万円は返還しなければなりませんし、逆に相続財産ではないとすれば額面通りの金額を取得できることになります。
 これは最終的には、退職金支給規定をどう解釈するのか、ということになりますので、規定を見ていない段階では確たる結論は申し上げられません。しかし、額が大きいので会社は当然争うでしょうから、裁判になることを覚悟する必要があります。いずれにしても、退職金支給規定をご持参の上、弁護士にご相談されることをお勧めします。

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