みんなの相続Q&A - 兄弟間の遺産分割について

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兄弟間の遺産分割について

先日、祖父が他界しました。80代後半の祖母と60代の兄弟が三人います。私は孫で長兄の子です。
兄弟間の遺産分割について教えてください。

祖父が自営業をしており、末弟がその事業と金銭管理を引き継ぎ、祖父母の介護を全面的に行ってきました。
3人とも祖父母と同じ市内に住んでいます。

長兄は祖父宅敷地内を無償で提供してもらい、別の自営業を行っています。
次兄は末弟の行っている事業の手伝いをしています。

遺産は土地家屋と現預金が主だと思います。(お墓、仏壇もあります)

1)私としては、実際は末弟が本家としての役割・管理を担っており、
将来的なことを考えると等分ではなく、長兄:次兄:末弟=1:1:2くらいの割合が希望です。
末弟の上乗せの事由には何があたりますか。

※このようなことをいうのは、長兄、次兄とも散財の可能性が強いこと、祖母の介護に協力的でないことも理由です。

2)細かな遺産相続は祖母の健在中は行わないでおくことはできるか。高齢のため、巻き込みたくない。

3)末弟の寄与分は何が認められるか。全面的な祖父母の介護に関するもの、事業の継続に関するもの。

4)今後毎日顔を合わせる兄弟として、どのような形での遺産分割が理想か。

5)現時点で気をつけておくべき事などあれば教えてください。

どうぞよろしくお願いします。

質問者高橋 さん 質問日2012年7月31日

弁護士の回答

翔洋法律事務所
専門家翔洋法律事務所
回答日2012年8月1日

(1)1:1:2という相続分はあなたの考えであり、それは合理性がありますが、長兄は先ず同意しないでしょう。
末弟次兄には、祖父(被相続人)の事業を手伝い祖父の財産の維持・増加に寄与しているので特別寄与分があると考えられます。また末弟は療養看護も行っており、そのことが財産の維持・増加に寄与、となりますが、子には看護義務があるので少々難しい面があります。(民法902条1項)

(2)遺産分割はなるべく早くした方が良い、遅くなると色々な支障が出て来るものです。
話し合い(協議)では、なかなかまとまらないと思われます。長兄が特別寄与分を認めないとか、無償で使っている土地は相続財産となり、これも遺産分割の対象となります。
また、無償使用は長兄にとって特別受益にもなる。

(3)の質問については1の回答を!先ず遺産を確定すること、末弟の寄与分をどれ位にするか、長兄の使用中の土地を分筆して長兄の相続分として全体のバランスがとれるか等、困難な問題があります。円満なる遺産分割協議により分割が実施されることが理想。
しかしながら、これまでの事例から考えると、円満解決は相当に難しいのが通例です。遺産分割調停から審判に持って行かねばならないでしょう。

(4)現時点で気をつけておくべきは、流動資産(預金、保険金、現金など)を相続開始時点で確定しておくこと。
また、負債の種類、金額等も同様にはっきりさせておく、そしてきちんとした遺産目録を作っておくこと。これが大切で大変なのです。全相続人が異議なき遺産目録を作ることは簡単ではないのです。遺産目録が出来れば、各人色々言いたいことがあっても法定相続分で分割するということに、大体のケースはなります。しかし、特別受益・特別寄与分があるとなかなかまとまらないものです。

弁護士の回答

渡部田中法律事務所
専門家渡部田中法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2012年7月31日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

どういった形で遺産分割を行うかは自由ですので,御兄弟がじっくり話し合われて納得する形で分割方法を決めればよろしいかと思います。
(1),(3)及び(4)について
 末弟様がおじい様の事業に関して労務を提供したこと及び療養看護に務めたことにつき,寄与分を主張することは可能だと思います。つまり末弟様の増額事由です。
 他方,長兄様はおじい様の土地を無償で使用していたということであれば,借地権相当額の特別受益があったと考えることもできると思います。つまり長兄様の減額事由です。
 このようなことも踏まえて,遺産分割協議を行えばよろしいかと思います。
(2)について
 おばあ様については,相続放棄を検討されてはいかがでしょうか。そうすれば,おばあ様が相続人として遺産分割協議に参加する必要はなくなります。
 仮に相続放棄しないとした場合,御兄弟が納得されるのであれば,遺産分割協議を先延ばしにすることはできます。
(5)について
 御相談の事柄では,現時点特に何かをしなければならないということはないと思います(ただし,おばあ様が相続放棄されるのであれば,3か月以内という制約がありますので手続きの必要があります。)が,具体的事情によっては,必要なこともありますので,御不安であれば,専門家に直接御相談されるとよろしいかと思います。

渡部直樹法律事務所
 弁護士 渡部直樹

弁護士の回答

ひだまり法律事務所
専門家ひだまり法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2012年7月31日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

 遺産の分割割合ですが、みんなが合意できれば法定相続分通りに分けなくともかまいません。4への回答になりますが、まずは兄弟で適切な配分を決めるよう話し合うべきだと思います。

 このことを前提にまず、1についてですが、3で仰っているように事業や介護について末弟に寄与分を認めることが考えられます。また、上乗せではないのですが長兄が土地を無償使用していることを特別受益とみてその取り分を下げることも考えられます。

 最後に2については、事実上放置しておくことはできます(相続税をお忘れ無く!!)し、分割しない合意をすることも可能です。が、祖母の相続時に揉めることの無いように、ご兄弟で話し合いをされることをお勧めします。

弁護士の回答

六法法律事務所
専門家六法法律事務所(過去掲載の専門家)
回答日2012年8月1日 回答率の高いおすすめの専門家に無料相談

祖父母健在中は、遺産分割を棚上げするのはいい方法でしょう。もっとも相続税の申告をしなければならない場合は税額軽減の特例を受けるために分割したほうがいい場合があります。あなたは当事者ではないようなのであまり関与しないほうがいいのではないでしょうか。

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各質問への回答は、専門家の先生による個別の見解を掲載しており、その内容についての正確性や信頼性を当サイトとして保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

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