相続の基礎知識 - 遺言の方式と種類

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遺言の方式

遺言の方式と種類

遺言の方式

遺言の方式は、大きく「普通方式」と「特別方式」に分類され、普通方式には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」と「秘密証書遺言」があります(特別方式については、船が遭難した場合や伝染病で隔離された場合といった特殊な場面のことなのでここでは説明を致しません)。

①自筆証書遺言

自筆証書遺言とは、遺言者が、遺言の全文、日付、氏名を自書し、これに押印する方式の遺言です。

「自書」とは手書きのことで、パソコン等の機器を利用した場合は無効とされます。自書かどうかは筆跡鑑定や、遺言者と遺言発見者との関係などの事情を考慮して判断されます。

つぎに、「日付」ですが、年月のみでなく年月日まで求められます。たとえば、「2013年12月吉日」では無効とされます。ただし、「2013年の私の誕生日」のような記載ですと日が確定できますので有効とされます。

そして、「氏名」については必ずしも遺言者の戸籍上の氏名でなくとも、通称・ペンネーム・芸名でも有効とされます

最後に、「押印」ですが、実印でなくとも認印でよく、指印(親指やその他の指頭に朱肉をつけて押捺すること)でもよいとされます。

②公正証書遺言

公正証書遺言とは、証人2人以上の立会 のもとに、遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授(口頭で伝える)し、公証人がこれを筆記して遺言者と証人に読み聞かせ、または閲覧させて、遺言者と証人が筆記が正確なことを承認したら、各自がこれに署名・押印し、公証人が方式に従って作成された旨を付記してこれに署名・押印する方式の遺言です。

通常の公正証書の作成場面とは異なり、公証人役場で作成する必要はなく、公証人の出張を求めて、病床で作成することもできるようになっています。

③秘密証書遺言

秘密証書遺言とは、まず、遺言者が自筆または代筆もしくはパソコン等タイプ印刷による遺言証書に署名・押印し、遺言証書と同一の印で封印し、次に、公証人1人と証人2人以上の立会のもとに封書を提出し、自己の遺言である旨と、筆者の住所・氏名を申述し、最後に、公証人が証書提出の日付および遺言者の申述を封書に記載した後に、各自が署名・押印する方式の遺言です。

3つの遺言方式それぞれの特徴

「自筆証書遺言」は、①証人・立会人が不要で、②自分の好きなときに誰にも知られずに作成でき、内容ばかりでなく存在も秘密にでき、③費用がかからないといった点に長所があります。一方で、①方式や内容に不備があると無効とされたり争いになる可能性があり、②保管の方法によっては発見されないおそれや他人によって隠匿・破棄されたり、偽造・変造されるおそれがあり、③裁判所による検認が必要な点が短所として挙げられます。

これに対して、「公正証書遺言」は、①専門家である公証人が関与するので方式や内容に不備があって無効とされたり争いになる可能性が低く、②遺言書の原本を公証役場で保管してくれるので隠匿・破棄、偽造・変造のおそれがなく、その存在も明確になり、③裁判所による検認手続きが不要といった点に長所があります。短所としては、①遺言書作成の費用やがかかる点が挙げられます。

この点、「秘密証書遺言」は、①遺言の内容を秘密にしておきながら遺言の存在を明確にでき、②遺言内容を自書する必要がなく署名さえできれば遺言書を作成できるという長所があります。とはいえ短所として、①公証人が関与するのが遺言書の封紙面だけなので、遺言書本体の方式や内容の不備で無効とされたり争いになる可能性があり、②裁判所による検認が必要といった点が挙げられます。

一般的に、主に用いられるのは「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」ですが、以上の長所・短所の比較から「公正証書遺言」のほうが安全であると思われます。

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